学力だけではない 根本的解決を目指したサポート

不登校生徒に対するサポートというと、ついつい学力面のサポートばかりを想像してしまいがちではないでしょうか。学校に行かなくても勉強を続けるということは確かに大切です。しかし、学力低下を防ぐことはできても、それだけでは不登校の根本的な解決には繋がりません。
不登校対策として本当に重要なのは、将来を見据えたサポート体制を敷くことです。
その点で不登校生徒の親御さんたちから篤い信頼を得てきたのが、「家庭教師のトライ」でおなじみのトライグループです。
トライ式高等学院では、「在宅型」と「通学型」の2種類の学習スタイルから選択できるのが特徴となっています。つまり、家庭教師としての役割とサポート校のような役割とを併せ持っているというわけです。生徒個人個人のステージに合わせたスタイルで勉強ができる仕組みになっていますので安心です。
また、キャンパスでは社会人とのふれあいによるソーシャルスキルの習得やキャリア教育も実施されています。
不登校の理由は人間関係や成績不振など人それぞれでしょうが、そうした原因をひとつひとつ解決しながら、キャンパスへの通学ができる状態まで回復させること。こうしたアプローチこそが根本的な問題解決へと繋がるというのが、トライ式の考え方です。
不登校の子どもに寄り添う家庭教師。今回は不登校特集の特別編と致しまして「家庭教師のトライ」が開校したサポート校「トライ式高等学院」への取材を敢行。このページでは、併せて「不登校セルフチェック」も掲載されています。

株式会社トライグループ 木村 隆広さん
株式会社トライグループ 木村 隆広さん

数々の不登校ケースに対応してきた家庭教師の大手パイオニア「家庭教師のトライ」。総生徒数は累計100万人。100人に1人がトライの生徒と言うことで既に、膨大な指導経験の蓄積があります。今回は2010年開校の「トライ式高等学院」について取材。不登校問題に対する「家庭教師」の役割を「家庭教師のトライ」教育情報センターの木村降広氏にお話し頂きました。



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トライ式高等学院〜全国の不登校児童へとどく「家庭教師」

質問01 「トライ式高等学院」開院以前から、不登校児童の指導ケースは多かったのですか。

質問01への回答以前からすでに、不登校児童の指導ケースは多かったです。しかし「不登校解決」というよりは、学力低下を防ぐ目的で皆さんは利用されていました。塾にも通えないため「家庭教師しかない」という状態の方がかなり多かったのです。
そんな折、たまたま広域通信制高校「鹿島学園」様から「全国85%の生徒が通学できていない。解決策はないだろうか」という相談を受けました。トライは全国展開していたため、対応が可能でした。それがきっかけとなり、通信制高校のサポート校として提携。「トライ式高等学院」の開院に繋がりました。

質問02 内閣府の発表によれば、90年代から2000年にかけて不登校児が大幅に増加。以降は現在までほぼ横ばいという状況が続きます。これにはどういった要因があるとお考えでしょう。

パソコンと少女

質問02への回答時代の大きな変化が考えられます。1つには、学校教師の統率手段が限られるようになってきたこと。生活指導や問題解決にも気を遣わざるを得ない現状は確かに存在します。2つめとして、SNSやブログ等インターネットの発達も無視できません。これが「引きこもりやすい環境を整えた」ことは3つめの要因として挙げられます。
4つめはやはり「不登校」が市民権を得て、社会的に認知された点も大きいでしょう。そして5つめには、核家族化です。これは「家庭」と「地域・社会」の関係が希薄化したことを意味します。問題が「家庭」に押し込められ、第3者の介入(助け)もないわけです。さらに大きな問題は、これまで「不登校を防止する」という観点が欠けていたことかと思います。

質問03 「トライ式高等学院」について教えて下さい。意識して行っていること、気をつけている点などはありますか。

先生と少女

質問03への回答最も大切にしている点は「ラポール(信頼関係)の形成」です。不登校の子どもには「対人恐怖」を抱える子も多いため、カウンセラーなどとも提携して特に力を入れています。
「ラポール」の実践として、その子の言っていることを否定しません。また「ネガティブなことを言わない」という点は、大きなスタンスとしてあります。不登校の子どもの現状も含め、まずは「ありのままを受け入れて認める」ということです。
同時に、トライでは決して子どもに無理をさせません。しかし「出来る範囲で、魅力的な目標を達成してゆく」ことで、多くの子どもにぜひ自信を取り戻して欲しいと考えます。まずは「得意科目を1つ作る」のも有効ですね。

質問04 「トライ式高等学院」では全ての不登校ケースに対応しているのですか。

質問04への回答ずっと指導をしている、ある大学受験生の例をお話ししましょう。この子は、カウンセラーが10回以上面談して、初めて本音を打ち明けました。実は「小学生時代の理不尽な出来事」を、なんと10年近く引きずっていたのです。これがきっかけで、大人への不信感を深め続けていたという事実も判明しました。
トライでは、様々な不登校の子ども達に接する中で「プロのカウンセラー」が必要なケースにも遭遇しています。PTSDなど、過去のわだかまりや体験があまりに強烈な場合には、まずはその解決が最優先するなど、柔軟に対応しています。

質問05 トライさんは『トライ式 ひきこもらない生き方』などの著作も発表されており、不登校・ひきこもり問題へ本気で取り組まれているという印象です。今現在、不登校・引きこもりの子供を抱える親御さん・身内の方へメッセージをお願い致します。

家庭教師と少女

質問05への回答親御さんや学校の先生、カウンセラーとも異なる存在。「家庭教師」はその身近さ故に「可能なアプローチ」があります。子どもへポジティブに寄り添うことが、ごく自然に可能なのです。そして、勉強を通じて「未来を具体的に切り開く」という体験は、子ども達の自信にも繋がると信じています。
「トライ式高等学院」開院に当たっては、カウンセラーとも連携し、多くの試行錯誤と準備を繰り返しました。私たちも日々、一生懸命取り組んでおります。
そして「やり方がわかれば、不登校・引きこもりの予防・対処もできる」。このことは最後に是非とも、お伝えしておきたいと思います。



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簡単! 自分でできるセルフチェック表

チェック表

質問1初期 不登校の予兆がありますか

例えば「勉強に対する意欲の低下」「食欲の増減」「1人でいたがる」「遅刻早退が増える」など、小さな変化が予兆のサインということも多い不登校。最近、お子さんを見ていて「何かおかしいな」と思うことはありませんか。

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はいの方

「授業について行けない」も不登校きっかけに

例えば「特定教科の日に休みたがる・欠席する」という場合には、その教科の勉強が遅れている可能性があります。小学生から高校生まで、不登校きっかけのおよそ1割程度が「学業の不振」であることは見逃せない事実。その対策として、塾や家庭教師の利用は、大きな効果が期待できる不登校対策の1つと言えます。

チェック表

いいえの方

小さな不登校きっかけを見逃さない

現在不登校でなくても、将来的に大丈夫という保証はありません。特に、中学や高校進学という大きな環境変化も、不登校のきっかけとなり得ます。「夜更かしさせない」「部活や習い事を詰め込みすぎない」など、子どもに無理をさせすぎないことも対策の1つとして有効。中学生くらいまでは、生活リズムをある程度管理してあげることも大切かも知れません。

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質問2既に不登校の状態にある

不登校は「病気などを除いて、年間30日以上の欠席状態」と定義されます。理由が明確でないのに、既に1ヶ月前後欠席が続いているようならば「不登校状態にある」と判断して良いでしょう。

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はいの方

「引きこもりの可能性」も視野に入れた対策を

親御さんが「不登校に対する知識や理解」を深め、今後の方針を決定していく必要があります。もちろん、学校や専門家に相談することは必須です。「本人に任せて、休みたいだけ休ませてやろう」という我流の判断は、多くの場合で問題を悪化させる危険性が高いでしょう。不登校は引きこもりにも繋がりやすいため、適切な対処が求められます。

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いいえの方

専門家も交えた現状把握を

無理に学校へ戻すのではなく、まずは現在の本人の状態・気持ちを正確に把握する必要が。学校や専門家も交え「なぜ学校に行けないか」をクリアにしましょう。これが「今後の不登校予防」にもなります。時には「フリースクール」「通信制高校」などへの転入も考慮する必要が。それ以前に「緊急で治療を要する病気」「いじめ」等、深刻な問題が発覚するケースも。

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質問3現在、緊急性のある不登校だ

重いうつ病や社交不安障害、家庭内暴力や自傷行為などの問題行動、半年以上自室や家から出ない引きこもり状態、いじめ被害…。こうした問題から不登校に陥っている場合、それは「緊急性の高い不登校」と判断できます。

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はいの方

「第3者」の介入が不可欠です

今は無理に勉強や復学をさせず、治療やケアを第一に優先しましょう。判断は全て、信頼できる専門家(第3者)の指示に従って下さい。相談先としては「不登校支援センター」「心療内科」「行政・民間などの相談窓口」等が考えられます。間違っても、親御さんの感情・ストレスをお子さんにぶつけるような事だけは避けて下さい。

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いいえの方

「通学が難しい・家で勉強したい」ケースについて

不登校による勉強の遅れ。これは、不登校の子どもを絶望に陥れ、自信を失わせます。もしも勉強が可能な状態であれば是非とも継続したいものです。
不登校の子どもは「通学困難・家で勉強したい」ケースも多いはず。そこで「通信制高校」への転入は有力候補の1つと言えます。ただし、自力学習は孤独でなおかつ大変ですから、家庭教師やサポート校を上手に利用したいものです。

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