不登校相談【中学生】

1990年代より急増した中学生の不登校。2000年代初頭のピークには約2倍もの増加を見せました。
2010年文部科学省の調査(児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査)によれば、現在、中学生の37人に1人が不登校という結果に。
中学生は、第二次性徴の本格化、自我の芽生えなど大きな心身の変化を体験する時期です。こうした不安定さも不登校増加の見過ごせない背景と言えるでしょう。

中学生の不登校状況

中学生は不登校の要注意時期

中学校の不登校

内閣府の「子ども・若者白書(25年度全体版)」によれば、中学校の不登校は減少傾向。しかし、依然として小学生や高校生と比較しても中学生の不登校割合は突出しています。2011年度の不登校人数は、小学生で2万2,622人、高校生は5万6,292人。対して、不登校の中学生は9万4,836人でした。
中学生が不登校になるきっかけのトップ3が、「無気力」「不安など情緒的混乱」「友人関係」です。他には「遊び・非行」「親子関係など家庭の問題」「病気による欠席」等もきっかけとして挙げられています。

中学生ならではの不登校事情

「つまずきやすい」中学生の心

中学生の不登校原因TOP3は、ともすれば親御さんにとって理解しづらいものであると言えるでしょう。「友人関係」が原因ならばいざ知らず「無気力」「不安など情緒的混乱」は大変に分かりづらい要因です。これが理由で不登校なんて、結局甘えているだけななのでは?そう考えてしまうのも無理はありません。しかし、小学生から中学生への移り変わりには、多大な変化が訪れます。
まず、中学生時代に訪れる第二次性徴・性の目覚めは、それまでの「自我同一性=アイテンティティ」を大きく揺らがせるため、心のバランスが不安定になることも珍しくありません。さらに、学校生活や部活などにおけるルールも厳しくなり、上下関係などの「社会性」も意識せざるを得なくなります。また、次章で詳述しますが、勉強のレベルが上がり、授業について行けなくなることで「将来への不安」も増大。学年が上がれば高校受験を見越した勉強も開始されるため、疲労した心身へさらに追い打ちがかかります。
中学生の心は多くの変化にさらされ、ただでさえナイーブな状態なのに、対応しなければならない現実的な問題が急増するため「心がつまずきやすい状態」になっていると言えるでしょう。ここで適切なフォローがとれなかった場合、思春期という早い段階に社会性を失い不登校へ一直線。さらに「ドロップアウトした」という自信喪失体験から「ひきこもり」へとつながる危険も充分に考えられます。

不登校の一因をご紹介〜勉強嫌いが加速する中学生

学業不振が原因の約1割を占める

学業不振

内閣府の「子ども・若者白書(25年度全体版)」によれば、不登校のきっかけとして考えられる状況のおよそ10%が「学業の不振+進路にかかる不安」となっています。
このことについてベネッセ教育総合研究所の調査(「小中学生の学びに関する実態調査」2014)では興味深いデータを見ることができます。
調査結果によると、勉強好きの子供の割合が、学年を追うごとに減少。特に、小学6年生から中学1年生への進学を機に大きく減少している実態が明らかになりました。これらは「小学生の内に自発的な勉強スタイル・生活習慣を身につけていない」ことが「中学校からの新しい勉強について行けない不安」へと結びついていることを示唆しています。
加えて同調査では、中学生のおよそ55%が「上手な勉強のしかたが分からない」と回答。もちろん、勉強のしかたが分からないということは、いま現在、そして将来的にも学業不振へと繋がっていく可能性は高いと言えるでしょう。
「上手な勉強のしかた」は、残念ながら学校に通っていても、なかなか習得できるものではありません。保護者の皆様にも、ご自分の学生時代を思い出して頂きたいのですが「上手な勉強のしかた」を自分なりに習得していましたでしょうか?自信がない、という方も多いはずです。また「上手な勉強のしかた」を自分なりに理解していた、という方でも、いざそれを子供に伝えるとなれば、これもなかなか難しいと思います。
不登校対策のためにも、早期に、子供へ「上手な勉強のしかた」を習得させることが急務と言えるでしょう。

子どもを勉強嫌いにさせないために

不登校予防のための「塾・家庭教師」という選択

不登校予防

特に受験をくぐり抜けてきた親御さんにとっては「塾・家庭教師は受験のため」という固定概念がおありかも知れません。しかし、基礎が身についていないのに進学塾で高度な勉強をさせることは、子どもの勉強嫌いをますます加速させ「自分は出来ない子なんだ」という意識を子どもに植え付けてしまいます。これが万一、不登校や引きこもりのきっかけとなったら、本末転倒と言わざるを得ません。
「学校の授業を充分に理解する」「わかることで勉強が楽しくなる」ことを目的に、塾や家庭教師を早期から利用すること。そして何よりも「上手な勉強のしかた」を子供に習得してもらい、自分で勉強する力を身につけて貰うこと。
「学業不振が原因となる不登校」の危険は、高校に入学しても消えることはありません。むしろ大学受験や将来への進路を切実に考えなければならない時期なので、自分なりの「勉強のしかた」(学業上の困難に対する解決方法)が分かっていない場合には、不登校になる危険性は増大してしまうかもしれませんね。しかし、例えば家庭教師などは個人指導のため細やかなケア・指導が望めますから、学校では教えてくれない「上手な勉強のしかた」を無理なく学ぶことができます。それこそが家庭教師を早期から利用する最大の利点と言えるでしょう。
実は家庭教師で有名なトライでは、不登校の生徒さんに対する支援も行っています。今までも経験豊かなプロのカウンセラーが指導にあたることで多くの不登校問題を解決してきています。不登校でお悩みの方は、下記公式ページから問い合わせしてみてはいかがでしょうか。



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参考URL

  • http://resemom.jp/article/2012/02/06/6175.html
  • http://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h25honpen/b1_03_01.html