高校生の不登校

2011年度、高校生の不登校は56,292人。全国82.6%の高校に在籍しています。(内閣府「子ども・若者白書」平成25年度版)高校生ともなれば、大学進学や就職も目前。しかし、不登校になっても悲観的に考えてはいけません。20歳前後は、まだまだ若く失敗とやり直しは何度でも可能です。

高校生の不登校について

各学年における悩み

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高校1年生の不登校の場合、出だしでのつまずきは「友人関係の構築」や「勉強の遅れ」という点で大きな不安を感じるはず。
高校2年生では、進級の問題も出てきます。仮に学校へ行けなくても「家庭教師」を利用するなど、勉強だけは継続的にしておきたいところです。
高校3年生では、場合によっては現役での大学進学を諦めざるを得ないかも知れません。しかし、不足単位を「高等学校卒業程度認定試験」で補うことも可能です。
なお、高校生の不登校割合は、学年を追うごとに減少します。
(最後は内閣府発表の「子ども・若者白書(25年度版)」から)

高校生の不登校に見られる特徴

小中学生の不登校とは何が違うの?

高校不登校

内閣府発表の「子ども・若者白書(25年度版)」の「不登校になったきっかけと考えられる状況」の項目を見てみましょう。「無気力」が不登校のきっかけであるとする児童は、小中高と経るごとに少しずつ増加。逆に「不安などの情緒的混乱」については大幅に減少します。(高校生では、小学生の半分程度)
高校生では、小中学生よりも、さらに本人に関わる「内的な要因」へと不登校のきっかけがシフトしていると言えるでしょう。
ただし「進路のかかる不安」や「入学・進級時等の不適応」については小中学生より割合が高くなっています。

高校生 不登校問題の解決

焦らずとも道はいくらでもある

高校不登校の解決

高校生は、ある程度人生の方向や将来の夢について考えなければならない時期です。それによって進むべき大学の学部も決定するでしょう。あるいは、就職という道を選ぶ事もあります。こうした未知への可能性は、期待と共に大きな不安材料でもあるのです。
我が子が不登校であろうとなかろうと、高校生は皆、こうした葛藤と戦っていることを親御さんは忘れずにいたいものです。
さて、高校を留年や退学しても、将来が閉ざされるわけではありません。「高等学校卒業程度認定試験」「フリースクール」など、道はいくらでもあります。このように気楽に考えることは、精神的な負担を軽減する上で大変効果的です。



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参考URL

  • http://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h25honpen/b1_03_01.html
  • http://www.dr-maedaclinic.jp/dk110.html

高校不登校を防止するカギ

子供は保護者のアドバイスを待っている

高校不登校

まずは『第6回「高校生と保護者の進路に関する意識調査」2013年報告書』を見てみましょう。「進路についての話を保護者としているか」という質問に対して、高校生全体の約21%が「あまり話さない・まったく話さない」と回答しています。一方、保護者では「あまり話さない・まったく話さない」と回答した割合は約11%でした。
この結果からは、子供と保護者の間にある意識の差が浮かびあがっています。保護者としては、会話の中で進路に関する話題が少しでも出ると、何かしらのアドバイスを与えたつもりになってしまう面があるのではないでしょうか。しかし、子供の側からすると、ちゃんと腰を据えて話しているという感覚を、親ほどには持っていないようです。
なお進路について話さない理由として、高校生は「自分の進路についてあまり考えていない」(33.3%)「めんどうくさい」(27.8%)「話しても何も変わらない」(20.4%)などを挙げています。「将来について迷っているけれど、話したところで解決方法は示されないだろう」というような、ある種のあきらめも感じられるような回答と言えるでしょう。このように、将来に対する不安を1人で抱え込みやすい高校生が、全体の1/5〜1/4程度いるということを親御さんも覚えておいたほうがよいかもしれません。
一方で、高校生の66%が「保護者からのアドバイスが欲しい」と回答しています。人生の先輩として、また1人の人間として、我が子がアドバイスを求めている可能性は意外にも高いのです。保護者が腹を割った話し合いの席を設け、誠実にアドバイスをすれば、子供の不安も和らぎ、効果的な不登校対策となる可能性も充分にあるのではないでしょうか。
(「一般社団法人全国高等学校PTA連合会・株式会社リクルートマーケティングパートナーズ 合同調査」より)



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