いじめと引きこもり

近年は引きこもりの長期・高齢化が社会問題となっています。2013年度より厚生労働省では「ひきこもりサポーター」の養成・派遣事業も開始しました。一方、引きこもりの方の心を垣間見るときに「いじめ」は重要なファクターになります。引きこもりの方は、そうでない方に比べて、いじめられている率が高く無視できません。

まずは知りたい、いじめの実態

中学校1〜2年は特に注意が必要な「いじめ」

いじめの実態

全国の小学校〜高等学校(特別支援学校含む。国・公・私立をそれぞれ含む)のいじめ認知件数は185,860件という結果に。学年別に見ますと中学1年生で27,425件と最多。新たな学校生活、環境の変化、本格的な思春期の到来などがその背景にあるのかも知れません。なお、いじめの認知件数は中学1年生をピークに、学年を追うごとに急激に減少していきます。
いじめの学年構成は中学校1〜2年でおよそ40%を占めているため、この時期は特に気をつける必要があるでしょう。

(文部科学省「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」2013年より)

いじめと引きこもりの関連性とは

男性は「深刻な引きこもり」に陥りやすい

深刻な引きこもり

引きこもりは、2種類に大別することができます。社会生活に支障をきたしている「引きこもり群」と、自分の趣味などでは外に出る「引きこもり親和群(準引きこもり)」です。調査結果では「引きこもり群」の66.1%が男性、「引きこもり親和群」の63.4%が女性であることが判明しました。
次に、引きこもりの方の「小中学校時代の学校での経験」についてです。「友達にいじめられた経験」を持つ引きこもりの方は、一般の方の約2倍にも。実に、42%以上の方が経験していました。

(2010年に内閣府が発表した「若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)報告書」より)

「いじめからの引きこもり」の連鎖を断ち切る

特に注意したい「いじめられた経験をもつ引きこもり男性」

いじめからの引きこもり

前章のデータから「男性はより深刻な引きこもりになりやすいこと」と「引きこもりの方の4割以上に、小中時代にいじめられた経験があること」が分かりました。
また「若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)報告書 2010」によれば、10代のうちにひきこもり状態になった方が30%以上であると言います。
これらを総合すると「いじめ体験があり、10代より引きこもっている男性の場合、特に長期化と深刻化に注意を要する」と言えるでしょう。その根底には、人間不信や対人恐怖症を抱えている可能性も。プロの専門家やカウンセラーに相談し、早期に負の連鎖を断ち切りましょう。

実は家庭教師で有名なトライでは、不登校の生徒さんに対する支援も行っています。今までも経験豊かなプロのカウンセラーが指導にあたることで多くの不登校問題を解決してきています。不登校でお悩みの方は、問い合わせしてみてはいかがでしょうか。



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引きこもりの方にこそ最適な「通信制高校」

高校卒業・大学進学をあきらめないで!

友達とのトラブルやいじめが原因で不登校やひきこもりに至ってしまった。友人関係や人間関係にも疲れた。そんな方には「高校卒業、大学進学」が実現不可能な目標のように思えるかもしれません。しかし、勉強する意欲や将来への夢をお持ちなら「通信制高校」で無理なく勉強し、高校を卒業するという方法もあります。
多くの通信制高校は大学のような「単位制」を採用しています。課題は自宅でおこなえ、郵送やインターネットで添削しますから「あまり人に会いたくない、外に出たくない」という方でも安心ですよ。スクーリングといって指定の学校へ行かなければならない日もありますが、ごくわずかな日数。最低でも3年間在籍する必要がありますが、ご自分のペースで卒業を目指すことが可能です。
しかし、高校までの勉強も全然分からないからやっぱり無理…という方も少なくないかもしれません。通信制高校は比較的卒業しやすいためあまりナーバスになる必要はありませんが、もしも学習面での不安があるのなら「サポート校」を併用することがおすすめです。サポート校とはその名の通り、通信制高校に通う生徒の学習サポートを目的とした民間の教育機関のこと。もちろん、サポート校への通学に抵抗を感じる場合は、例えば家庭教師に来てもらうといった方法でも大丈夫です。特に大学進学を目指す場合にはベターな方法と言えるでしょう。
このように現在は、不登校や引きこもりの方へも勉強や進学のチャンスが数多く開かれています。ほんの少しの勇気で、確実に道は開けるのです。



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参考URL

  • http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/10/__icsFiles/afieldfile/2014/10/16/1351936_01_1.pdf
  • http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/hikikomori/
  • http://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/hikikomori/pdf/gaiyo.pdf