非行で不登校の場合

まずは、子供を理解するための対話が必要になります。いずれにせよ「不登校」や「非行」というメッセージをきちんと受け止めるところから、始めるべきでしょう。
その上で「悪いことは悪い」と、しっかりと理解させ、しつけてゆくことが必要です。これは事件の当事者にさせないためだけでなく、犯罪に巻き込まれないためにも必要と言えます。

非行と不登校の関係とは

「発達障害」の可能性も明らかに

非行と不登校の関係

「25年度 内閣府子ども・若者白書(全体版)」によれば「あそびや非行」が不登校のきっかけとなったケースは、小学生では5%未満。しかし中高校になるにつれ、その割合は共に10%超へ。
思春期は一般に「反抗期」とも重なります。これは自我確立や自立への第1歩。しかし、度を超えると「犯罪」へと至ることもあるため充分な注意が必要です。
また、90年代後半より、非行の一因として「発達障害」が注目され始めたことにも注目。これは脳機能障害の一種で、他者との関係に支障が出るケースも。
「妙に反抗的」「何を考えているか分からない」という子供の場合、その奥に「発達障害」が潜んでいる可能性を、ぜひ忘れないで下さい。

少年非行のケース

非行の詳細と分類

ここでは、具体的な非行ケースを確認しておきましょう。

非行ケースまとめ

  • 【刑罰法令】
  • 「刑法犯」
  • …窃盗、恐喝、詐欺、暴行、強盗、わいせつ、横領、傷害、殺人 など
  • 「特別法犯」
  • …売春防止法違反、覚醒剤取締法、道路交通法違反 など
  • 【ぐ犯】
  • 乱暴、家出、飲酒、喫煙、けんか、たかり、怠学・怠業、いれずみ、自殺企図、不良グループ加入、不純異性交遊 など

刑罰法令を犯した、14歳以上20歳未満の者で、「刑法犯」違反者を「犯罪少年」、「特別法犯」違反者を「特別法犯少年」と呼びます。なお、14歳未満であれば「触法少年」です。
この他、現在は刑罰法令を犯していないが、近い将来犯罪を犯す可能性のある者は「ぐ犯」と呼ばれます。上記のような「ぐ犯ケース」が見られる不登校には特に注意しましょう。

子供の非行を相談したい〜解決に向けて

相談機関一覧

子供が不登校で非行を行っている(あるいはやりそう)な場合には、下記の諸機関へ相談してみましょう。

非行相談リスト

  • 【警察所管】
  • 少年サポートセンター
  • 少年担当警察官
  • 【厚生労働省所管】
  • 児童相談所
  • 福祉事務所
  • 保健所
  • 保健センター
  • 【各自治体】
  • 少年補導センター など

なおこれらの機関へ相談すると同時に、不登校カウンセラーとも連携の上、問題解決に努めるのがベストと言えます。

参考URL

  • http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/04121505/001.html
  • http://www.police.pref.mie.jp/info/saftyinfo/22_shounen_hikou/01.html
  • http://www.asahi.com/edu/university/kougi/TKY200901090245.html