いじめ電話相談について

内閣府発表の「子ども・若者白書(平成25年度全体版)」によれば、いじめ被害者の8.8%が「誰にも相談していない」と回答。すぐ解決したケースもあるでしょうが「相談できずひとりで抱え込まざるを得ないケース」も少なくないと推察されます。
「24時間いじめ相談ダイヤル」(文部科学省)や「子ども人権110番」(法務省)など、いじめ電話相談を積極的に利用したいところです。

いじめが不登校や引きこもりに繋がることも

まずはいじめの実態を知ろう

いじめが不登校や引きこもりに

文部科学省(「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」2013年より)によると、現在、いじめの認知件数は185,860件にも及びます。(国公私立の小〜高校生まで)
また、平成26年度の「不登校に関する実態調査(平成18年度不登校生徒に関する追跡調査報告書)」によれば、不登校継続の理由として「いやがらせやいじめをする生徒の存在、友人との人間関係」を挙げる生徒はなんと40%以上に。
いじめは、人間や社会への不信感を生む原因ともなるため、不登校、引きこもりのきっかけにもなります。どのようなケースであれ「誰かに打ち明ける等、自分なりに折り合いを付ける」ことが出来なければ、将来にわたり深い根を下ろす可能性も。

いじめ相談のケース内容

具体的ないじめのケースとは

継続的ないじめ問題を放置すること。それは子供の心を深く蝕む結果となります。できれば、早期に適切な対応を取りたいところですので、まずはすぐ「いじめ電話相談」を利用してみましょう。なお「いじめ電話相談」では、以下表のような相談ケースが考えられます。

いじめ相談の例

  • 身体的暴力(殴る、蹴る、ぶつかる等)
  • 精神的暴力(ひやかし、悪口、強要、無視、辱められる等)
  • 金品をたかられる
  • 所有物を盗まれる、破壊される、捨てられる
  • ネットいじめ(SNSや、いわゆる学校裏サイトなど)
  • メールやLINEが絡むいじめ
  • 先生による無視
  • 学校がいじめ調査に消極的、あるいは隠蔽を匂わせる

いじめ問題解決への道筋

抱え込まずに「いじめ電話相談」も利用しましょう

最後に、いじめ解決への具体的な道筋を示しておきます。

いじめ解決への一例

  • いじめ電話相談をする
    …文部科学省の「24時間いじめ相談ダイヤル」や法務省の「子ども人権110番」など。この他、民間やNPOのいじめ電話相談も多数あります。
  • いじめに立ち向かう決意
  • いじめの証拠や記録の収集(録音か文書で記録を)
  • 学校との話し合い
  • 第3者を入れる
    …事態の深刻度によっては、教育委員会、人権擁護委員会、警察等との連携も必要です。

いじめ問題への一歩を踏み出すきっかけとして。まずは是非とも「いじめ電話相談」を利用してみましょう。その上で、親と子で「いじめに立ち向かう」という決意を共有することが重要です。

参考URL

  • http://www8.cao.go.jp/youth/soudan/
  • http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2014/08/04/1349956_02.pdf
  • http://mamoro.org/solution/solution-case
  • http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1335369.html
  • http://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h25honpen/b1_03_01.html